「自分を誉めてあげられた日」

私先輩の話、一人行動を任されるようになってしばらく経ったある日。 入ったばかりの新人さんと一緒にお花屋さんに行ったとき、自分の新人時代を思い出したそうです。

30歳を迎えた春、未経験から始めたのが葬儀の仕事でした。 お花屋さんに伺うことが多くて、花の名前も分からずに、お客さんに教えてもらう事もよくあり、忙しいから呼ばれてるのに、邪魔している気がして肩身が狭かったそうです。

何度か同じお花屋さんに呼んでもらると、社内で認知され始めていました。 そんな時、お花屋さんと一緒に式場に向かおうと準備していると

「今日一人で、できるよね?よろしく!」と急にレベルアップしたんです。

「 焦りました。まじで一人でやる場合は、何するの!? 全く準備してこなかった。ずーっとお花さんのサポートをするもんだと思ってたんです。 甘えてたなあ…。」

そういう後悔しか出てきません。ただ必死にやるしかなかったんです。

一人で出発する前に、お花屋さんがしっかりと、ポイントを教えてくれました。もう甘えてなんていられません、一言一句逃してはならないと、いつもよりも必死にメモを取っている自分がいました。

一人現場はあっという間に終ってしまいました。 車でお花屋さんに戻っている道中、こんなことを思ったそうです。

それは、 仕事に慣れてくると楽になるけど、今日ほどの達成感は無くなっていたこと。そして何かに挑戦していなければ、退化していたと感じた事。

その日のことを思い出しながら、一緒に入った新人さんにいつも話すことがあります。

「チャンスを人から急にもらうと、無茶ぶりだと思ってしまうことってない? だから、日々準備して、チャンスは自分で掴みにいかなきゃチャンスと感じないと私は思うよ。」

皆さんも日々の仕事を今一度見直し、「もし一人で動くとしたら?」というのを考えながら働いたら、毎日自分を誉めてあげられるのではないでしょうか。

「努力は必ず報われる。 もし報われない努力があるのならば、 それはまだ努力と呼べない。」

王貞治

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